よくわかる現代魔法(3)―ゴーストスクリプト・フォー・ウィザーズ (集英社スーパーダッシュ文庫)作者: 桜坂洋,宮下未紀出版社/メーカー: 集英社発売日: 2004/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (115件) を見る

もう既ににシリーズ第3巻ですが、未だにしっくり来ないコードと魔法、現代魔法と古典魔法、
今さらですが概念を理解しようと試みました。
説明は何度も出てきますがどうにも腑に落ちなく、
カクテルパーティー効果とか例も分かりずらいです。
現代:基板などのハード上で流れる電流をプログラミング言語で制御する→コードを組む
古典:体内に流れる電気信号を脳内の活動で制御する→コードを組む
それらのコードで制御された電流が起こす現象が魔法と言う事になるのでしょうか。
そして、人の意思などが物体に残り何らかの要因でその物体にコードによる電流が生じ、
起こる魔法現象がGhostscriptだと。
これでも不十分(もしかしたら間違っている)な気がしてますが、まあいいか。
ガベージコレクトにしてもGhostscriptにしてもキーワードの着眼点は面白いと思います。
で、この巻について。6年前の弓子はかわいいですが、
あくまで幽霊猫(Ghostscript)がこよみのおかげで生き返りました(PostScript)
と言うことで、この巻の主役はカタマリであると。
自分が猫好きなせいもありますが猫の描写は良いです、個人的にツボでした。
弓子と聡史朗の仲が悪いのは何かの伏線?もしかして三角関係とか出てくるのか?
ちょっとその辺も今後楽しみです。