ニンテンドー3DS

2010年のE3ではDSの次世代機3DSは発表されました。
3DSの注目ポイントは当然、裸眼での立体視になると思いますが、他にもツインカメラによる立体写真はおもしろそうです。
アナログパッド搭載については、タッチ操作でアナログ操作もカバーできると思っていたのでしょうが、実際はモンハンなどのPS系ゲームを取り込めなかったことを反省したと思われます。
DS互換は当然搭載してきましたが、この点がDSの仕様に縛られてドラスティックにハードウェア変更できない要因になっています。
とは言え、変える必要が無いほどにDSの仕様が完成されているとも言えますね。


個人的には3G通信と電子ペーパーにも対応した電子書籍プラットホーム(理想はAmazonKindle的な存在)も妄想していました。
実際は小学生も遊ぶようなゲーム機としては部品のコストや通信費の問題もあるので実現は難しいでしょうが。
ただし、DSiに続きSDカードにも対応し、当然内部メモリもあるでしょうから、何らかのダウンロードサービスにも対応するのは確実です。
とりあえずはバーチャルコンソールに期待したいところです。


ハード面で個人に注目の点は、2GB(bitではなくByte)のメディア容量と立体視のOFF機能です。
2GBと言ったらUMDの1.8GBより大きい容量なので、ムービーやボイスを多用したゲームもとりあえず安心です。
立体視のOFF機能は3Dである必要は無いゲームもあるでしょうし、ゲーム以外のコンテンツも考慮するなら2Dでないと逆に困ります。
まあ、端的に言うならばギャルゲーのプラットホームとしては、ようやくPSPに追いついたと言うレベルでしょうか?(笑)


唯一残念な仕様は、せっかく向上した解像度が800×240と言う点。
800×480あればブラウザの表示もスマートフォンレベルになれたのに…
しかしながらiPhoneAndroid等のプラットホームにはあえて対抗せずにゲーム機としての道を突き進む任天堂の覚悟は感じました。


採用チップに関しては、以前NVIDIATegraが噂されていましたが、明らかではないようです。
性能的にはPS2など一世代前の据え置き機程度でしょうか?PSPよりはポリゴンが綺麗な気がします。
気になるのは価格です、1万5千円で利益が出ていた初代DSと比較しても今回はコスト増につながる部品が多いはずでので、2万円程度に抑えられるかがポイントかもしれません。
初代PSPは発売当時2万円で逆ザヤ状態だといわれていましたが、3DSはどうなるか。