エヌアイン完全世界

メルブラの次に同人からアーケードデビューしたアカツキ電光戦記はそれなりに注目を集めた作品と言えますが、型月、渡辺、エコールファンの存在を鑑みたメルブラの存在と比較すると商業的な弱さは否めませんでした。
個人的には同人版も持っていますし好きなゲームですが、正直続編が出る事は想定外でした。
しかし注目すべきはそんな意外性のことではなく、前作の「NAOMI」から「SYSTEM BOARD Y2」のへ基板変更と、コピーライトに連ねている「るつぼ」の名前です。
SYSTEM BOARD Y2を調べてみると加賀電子傘下のエスアイエレクトロニクス社の基板で、この会社は過去にATOMIS WAVEの開発もしていたらしい。
と言うことはNAOMIに近い仕様なのか?と思いましたが、サポートページにある仕様では詳細は不明です。
ともあれ昨今のPCベースの面白みのない基板より興味をそそられるところではあります。
そして懐かしい「るつぼ」。
おそらく、アウトランアフターバーナーなどセガのアーケード作品をサターンに移植して話題になっていた会社の事と思われます。
何故かセガ作品ではないファイターズヒストリーダイナマイトの移植も担当していましたが、移植した理由を雑誌記事で好きだから等と言っていたのが印象的でした。
サターン版ファイターズヒストリーダイナマイトは移植度も秀逸で、発売時に未発売の4メガ拡張RAMに先行対応し、これを使うとゲーム中のディクスアクセスが非常に快適になりました。
確かゲーム開始前にデータを読み込んでいたと記憶しています。
そんな、るつぼにはファイターズヒストリーの新作を作って欲しいところですが、とりあえずはエヌアインを遊んでみたいと思います。
エヌアインのPVを見てるとシグナムのレヴァンティンや、なのはの砲撃を彷彿する技が…
もしかしたらメルブラに対抗して リリカルなのは の2D格ゲーを作っても良いかもしれないですね。