パーフェクト・ワールド What a perfect world! Book.1 (講談社BOX)作者: 清涼院流水出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/01/10メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (53件) を見る

全編書き下ろしで書き溜めなし、12ヶ月毎月刊行と、
なんとも自虐的な企画、大河ノベル清涼院流水の第一巻。
この他に西尾維新大河ノベルに挑戦していますが、
どうせ読むなら為になる方だよなと言うことでこちらを選択。
流水らしい説明が多い文章はあたかも参考書のような雰囲気を醸し出しており、
読めば確かに京都と英語の理解は深まる…気がします。
英語の習得方法として、
カタカナで認識するキャナスピーク(Can a speakとカナスピークにかけている)なる物が出てきますが、
理屈はなかなかそれらしい感じはします。
ただ、あくまでこれは裏技なので、後でちゃんとした語学を学ぶようにと作中で言っていますね。
これで英語が身に着く保証は無いよ、と言う読者に対しての予防線でしょうか?
かの萌える英単語もえたん〜にも載っていたカタカナ読みをみて、
こりゃ良いわと思っていたヘタレにはむしろ丁度良いです。
それにしてもしきりに執筆状況がヤバイと言ってるのがどうにも気になります、
出来レースではないデスよね?
そうは言っても面白い作品であれば問題はありません、とりあえず次巻も購入決定です。