桜庭一樹 GOSICK -ゴシック-

GOSICKの意味、あとがきで著者が言及していますがさっぱり意味が分かりません。
一般的な意味のゴシックは英語でGothicなので、
何語なんでしょう?Go sick?病気になる?…表の意味どころか裏の意味も分かりません。
桜庭一樹と言う作家は今まで知らなかったのですが、
どうやら山田桜丸としてシナリオライターもされているそうで…
なんとあの悪名高きEVE The Lost Oneの脚本をやった方のようです。
よく考えたらLost OneもGOSICKも架空の国の話ですし、話の雰囲気も似てる感じがします。
ちなみに私は世間で言うほどLost Oneを嫌ってはいません、
菅野ひろゆき作品と比較されると仕方ないだけで、
無理やり話の続きを考えたにしてはよくできているのではないかと思ったぐらいです。
デビュー当時の作品と考えるとむしろ評価すべきでしょう。
注意:これより以下内容は激しくネタばれをしているのでご注意下さい。
さて、本作での一番の肝は性別トリックでしょうか?
私は往々にて迂闊な読者なのでにまんまと掛かっていました。
よく読んでれば分かるのにリィとメイドがアラブ人っての気づかなかったし…
あとは特に意表をつくようなものはないんですが、
主役2人のキャラが気に入ったのでシリーズを継続して読もうかと思います。